2014/03/17

The very first story of Johnny Depp Collection “Cuff Bracelet” / gbb custom leather

ジョニーデップが長年肌身離さないひとつのブレスレット。
それには、ある隠されたストーリーがあります。

パイレーツオブカリビアンの前作、映画「プラトーン」に出演していた際に
身に付けていたブレスレット。
それは映画出演の以前からプライベートでも愛用するほどのお気に入りでした。
ある日そのブレスレットの革が切れ、無くなってしまったのがすべてのはじまり。

そのエピソードは映画の撮影中、ジョニー自らが”レザーマン”と称される職人ブレンナン氏に
語ったとされています。
アメリカで生粋の革職人として有名なgbbレザーのデザイナー、ブレンナンバイヤー氏。
失くされたものが一点物のビンテージブレスレットであった為、モデルを一人でリサーチし、
「彼に何とか大切にしていたブレスレットをもう一度してもらいたい。」
その一心で何度もサンプルをつくり、素材・デザイン・ディティールと細部にわたり、忠実に再現。
そして見事に復活させたそのブレスレットには健康と幸運の願いを。
以前のブレスレットからさらに革職人の優しさ詰まったアイテムへと昇華されました。
 
後日ブレナン氏はサプライズのプレゼントとしてこのブレスレットを贈ったとされます。
「壊れていたブレスレットがよみがえった。」
ジョニーは完成された革の質感とクオリティーの高さに驚きを隠せませんでした。
革への愛情とブレナン氏の人柄が生んだ奇跡。
プレゼントしてくれた経緯に感動を受けたジョニーの右手にはいつも
このgbbレザーのカフブレスレットが装着されています。

使い手への思いやりと、いつまでも健康・幸運であり続けて欲しいという想い。
ハンドメイドを世に送り出す職人ならではの想いからのストーリーだと感じます。

WRITER・・・大阪店店長Mukai,Y